外務省・新着情報

令和4年10月28日
ボナッソ・ウルグアイ東方共和国外務大臣と林芳正外務大臣
日・ウルグアイ外相会談

 10月28日、午後4時00分から約40分間、林芳正外務大臣は、ラカジェ・ポウ・ウルグアイ東方共和国大統領の訪日に同行しているフランシスコ・ブスティージョ・ボナッソ・ウルグアイ東方共和国外務大臣(His Excellency Mr. Francisco BUTSILLO Bonasso, Minister of Foreign Affairs of the Oriental Republic of Uruguay)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、本年2月のテレビ会談に続く、今回の対面での会談を嬉しく思うと述べた上で、日本とウルグアイは100年を超える友好関係に加え、自由、民主主義、人権、法の支配等の基本的価値を共有する重要なパートナーであり、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現を含め、様々な分野で一層連携を強化していきたい旨述べました。
  2. 両外相は、今回の訪日に際して日・ウルグアイ首脳間で共同声明が発出され、二国間経済関係を議論する合同委員会の立ち上げやワーキング・ホリデー制度の導入開始が決定されたことは今後の二国間関係の深化に重要であることを確認しました。また、両外相は、5Gを含むデジタル分野においても官民協力を進めていくことで一致しました。
  3. 林大臣は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」に対するブスティージョ外相からの支持に対する感謝を述べました。両外相は、ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがすものであるとして強く非難するとともに、ロシアによる核の脅しは断じて受け入れられないこと、国際場裡において引き続き連携して対応していくことで一致しました。
  4. 両外相は、国連の機能強化、核軍縮等の国際場裡における協力や東アジアを含む地域情勢についても意見交換を行い、引き続き連携していくことを確認しました。

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