外務省・新着情報

令和4年10月28日
正面を向き、記念撮影に応じる、山田外務副大臣とプシダチ外務次官の様子
着席し、意見交換を行う、山田外務副大臣とプシダチ外務次官の様子

 10月28日、山田賢司外務副大臣は、マルチン・プシダチ・ポーランド外務次官(H.E. Mr. Marcin Przydacz, Undersecretary of State, Ministry of Foreign Affairs, Republic of Poland)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 山田副大臣から、ポーランドは、日本にとって、基本的価値を共有する戦略的パートナーであり、既存の国際秩序が挑戦を受けている今、基本的価値を共有する両国が密接に意思疎通しながら、協力関係を深め、国際社会の諸課題に取り組んでいくことが重要である旨述べました。
  2. プシダチ次官からは、世界のいかなる場所においても力による一方的な現状変更の試みは許されない、ウクライナの戦いは、世界の自由と民主主義を守る戦いであり、日本やポーランドを含む同志国で引き続き結束して対処していく必要がある旨発言がありました。
  3. これを受けて、山田副大臣から、ロシアによるウクライナ侵略以降首脳及び外相間で密に意思疎通が行われていることに言及し、両者はウクライナを巡る対応をはじめ、引き続き協力していくことで一致しました。
  4. さらに、プシダチ外務次官からは、かねてからの日本企業によるポーランドへの投資に対する感謝とさらなる投資への期待が表明され、山田副大臣は、日本政府としても希望する企業の進出を後押ししたい旨述べました。
  5. 両者は、日・EU、日・NATO、「V4+日本」の枠組みを通じても連携していくことで一致しました。

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