農林水産省・新着情報

プレスリリース

IPCCシンポジウム『第6次評価報告書から考える私たちと気候変動』の開催について

令和4年10月31日
農林水産省
環境省
文部科学省
気象庁


農林水産省は、環境省、文部科学省及び気象庁と共同でIPCCシンポジウム『第6次評価報告書から考える私たちと気候変動』を開催します。IPCC第6次評価報告書第1作業部会共同議長及び同報告書第2作業部会共同議長らによる基調講演や、IPCC第6次評価報告書第2作業部会報告書第5章の統括執筆責任者(CLA)を務めた農研機構農業環境研究部門・気候変動適応策研究領域の長谷川利拡氏をはじめとする国内執筆者によるパネルディスカッションが行われます。なお、参加には事前申込が必要です。

1.概要

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は現在、第6次評価報告書サイクルの最終盤にあり、昨年8月に第6次評価報告書(AR6)の第1作業部会(WG1)報告書(自然科学的根拠)、本年2月に第2作業部会(WG2)報告書(影響・適応・脆弱性)、4月に第3作業部会報告書(緩和策)を公表し、気候変動に関する最新の知見を世界に発信しています。
本シンポジウムでは、WG1とWG2の共同議長を招き、報告書の知見を紹介いただくとともに、それら報告書の国内執筆者を交えて、これまでの報告書と来年公表予定の統合報告書への展望について議論いただきます。

〇日時:令和4年11月30日(水曜日)14時00分~16時30分
〇開催方式:対面方式及びオンライン方式の併用(いずれも参加費無料)
〇会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)D5ホール
〇主催:農林水産省、環境省、文部科学省、気象庁
〇後援:地球ウォッチャーズ-気象友の会-
〇参加方法:対面参加、オンライン参加どちらの場合も事前申込が必要です。対面参加の申込は、先着100名にて締切とさせていただきます。オンライン参加の申込は、シンポジウム終了時刻まで可能です。申込方法及びその他詳細な情報については下記ウェブサイトを参照ください。
https://www.gef.or.jp/news/event/221130ipccsympo(外部リンク)

2.プログラム

〇基調講演1:IPCCの概要(約20分)
田辺清人(IPCCインベントリータスクフォース共同議長)
〇基調講演2:IPCC AR6 WG2報告書~影響・適応・脆弱性(約20分)
ハンス=オットー・ポートナー(IPCC第2作業部会共同議長)※1
〇基調講演3:IPCC AR6 WG1報告書~自然科学的根拠(約15分)
ヴァレリー・マッソン=デルモット(IPCC第1作業部会共同議長)※1※2

〇パネルディスカッション(約90分)
(モデレーター)
〇田辺清人(IPCCインベントリータスクフォース共同議長)

(パネリスト)
〇ハンス=オットー・ポートナー(IPCC第2作業部会共同議長)※1
〇江守正多(IPCC AR6 WG1 第1章LA/東京大学未来ビジョン研究センター教授/国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員)
〇高薮出(IPCC AR6 WG1 第10章LA/気象庁気象研究所気候・環境研究部第1研究室主任研究官)
〇平林由希子(IPCC AR6 WG2第4章LA/芝浦工業大学工学部土木工学科教授)
〇長谷川利拡(IPCC AR6 WG2第5章CLA/農業・食品産業技術総合研究機構農業環境研究部門・気候変動適応策研究領域長)

(注)※1:日英同時通訳あり。※2:リモート参加での講演。
なお、プログラムには多少の変更の可能性があります。

お問合せ先

大臣官房みどりの食料システム戦略グループ地球環境対策室
担当者:大島、中野、内田
代表:03-3502-8111(内線3290)
ダイヤルイン:03-3502-5303

発信元サイトへ