外務省・新着情報

令和4年11月2日

 11月2日、午後6時10分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相(H.E. Ms. Giorgia Meloni, President of the Council of Ministers of the Italian Republic)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、メローニ首相の就任について祝意を伝えつつ、G7の重要なパートナーであるイタリアと一層連携していくべく、メローニ首相と協力していきたい旨述べたところ、メローニ首相からは、二国間及び国際場裡における協力のいずれも、日本との間で緊密に進めていきたい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣は、メローニ首相がウクライナへの全面的な支援の継続を明確にしている点を歓迎し、両首脳は、国際社会の結束を維持し、対露制裁及びウクライナ支援を維持・強化する必要性を確認しました。また、岸田総理大臣から、ロシアによる核の脅しを断じて受け入れず、ましてやその使用はあってはならない、国際社会から明確なメッセージを発していくことが不可欠である、「汚い爆弾」に関するロシアによる虚偽の主張は認められない旨述べ、両首脳は、今後とも連携していくことを確認しました。また、両首脳は、拉致問題を含む北朝鮮情勢、中国についても意見交換を行いました。
  3. 岸田総理大臣は、イタリアがインド太平洋地域の平和と安定に貢献する方針を示したことを歓迎し、両首脳は、来年は日本、再来年はイタリアが議長国を務めるG7等、様々な場で緊密に連携していくことで一致しました。

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