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令和4年11月4日
会談を前に、林外務大臣とコロンナ・フランス外相が握手しながら記念撮影を行う様子
林外務大臣が、コロンナ・フランス外相と懇談している様子

 現地時間11月4日11時30分(日本時間同日午後7時30分)から約25分間、G7外相会合に出席するためドイツを訪問中の林芳正外務大臣は、カトリーヌ・コロンナ・フランス欧州・外務相(H.E. Ms. Catherine Colonna, Minister for Europe and Foreign Affairs of the French Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、特別なパートナーであるフランスとの間で、ロシアによるウクライナ侵略への対応や法の支配の強化等に向けて引き続き緊密に協力していきたい旨述べました。これに対し、コロンナ外相から、日本との関係を非常に重視しており、インド太平洋における協力を始め様々な分野で日仏関係を更に強化していきたい旨述べました。
  2. 両外相は、日仏間の協力を一層深化させていくため、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組を含め、様々な分野での協力を具体的に検討していくことで一致しました。また、林大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃への協力を改めて求めました。
  3. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略に対してG7が結束してウクライナ支援と対露制裁を継続することの重要性を確認しました。
  4. また、両外相は、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換し、3日のICBM級弾道ミサイルの可能性がある弾道ミサイル発射を含め、一連の弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等においても、引き続き連携していくことを確認しました。
  5. さらに、両外相は、安保理改革を始めとする国連改革等についても協議し、引き続き連携していくことを確認しました。

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