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令和4年11月4日
会談を前に、握手をしながら記念撮影を行う林外務大臣とイタリアのタヤーニ外務・国際協力相
日伊外相会談が行われている様子

 現地時間11月4日午後0時40分(日本時間同日午後8時40分)から約20分間、G7外相会合に出席するためドイツを訪問中の林芳正外務大臣は、アントニオ・タヤーニ外務・国際協力相(H.E. Mr. Antonio TAJANI, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、タヤーニ外務・国際協力相へ就任に祝意を示し、重要なパートナーであるイタリアとの間で、ロシアによるウクライナ侵略への対応や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて引き続き緊密に協力していきたい旨述べました。これに対し、タヤーニ外相から、日本との関係を非常に重視しており、インド太平洋における協力を始め様々な分野で日伊関係を更に強化していきたい旨述べました。
  2. 両外相は、日伊間の協力を一層深化させていくため、様々な分野での協力を具体的に検討していくことで一致しました。また、林大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃への協力を改めて求めました。
  3. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略に対して引き続きG7が連携して対応することの重要性を確認しました。
  4. また、両外相は、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換し、3日のICBM級弾道ミサイルの可能性がある弾道ミサイル発射を含め、一連の弾道ミサイル発射を始めとする北朝鮮への対応等においても、引き続き連携していくことを確認しました。
  5. 両外相は、来年G7議長国を務める日本と、再来年に議長国を引き継ぐイタリアとの間で緊密に連携していくことで一致しました。

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