外務省・新着情報

令和4年11月8日
正面を向き、握手を交わす、林大臣とアンドレ大臣の様子
テーブルにつき、会談を行う、林大臣、アンドレ大臣と、同席するトバル大臣の様子

 11月8日、午後4時から約30分間、林芳正外務大臣は、アルノルド・アンドレ・コスタリカ共和国外務・宗務大臣(H.E. Dr. Arnoldo ANDRÉ, Minister of Foreign Affairs and Worship of the Republic of Costa Rica)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお会談にはマヌエル・トバル・コスタリカ共和国貿易大臣(H.E. Dr. Manuel TOVAR, Minister of Foreign Trade of the Republic of Costa Rica)が同席しました。

  1. 冒頭、林大臣から、コスタリカは、自由、民主主義、人権、法の支配等の基本的価値を共有する重要なパートナーであり、中米地域における民主主義体制の強化に積極的に取り組むコスタリカの姿勢を高く評価する旨述べました。
  2. アンドレ大臣からは、長年に亘る両国外交関係により築かれてきた日本との友好・協力関係を重視している、また、新型コロナ対策の医療機材供与を始めとする日本のこれまでの支援に感謝する、今回の訪日を契機として、貿易・投資、人的交流の強化も含め幅広い二国間関係を一層強化していきたい旨述べました。
  3. 両外相は、ウクライナ情勢について引き続き連携して対応するとともに、気候変動問題等国際社会の課題に協力して取り組むことで一致しました。さらに、一連の弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイルや拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行い連携していくことを確認しました。
  4. また、トバル貿易大臣からは、8月に加入申請を行ったCPTPPについて、早期の加入実現を目指したい旨述べました。これに対し、林大臣から、CPTPPは高いレベルの内容となっており、加入申請の扱いについては他の参加国とも相談しつつ対応したい旨述べました。

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