外務省・新着情報

令和4年11月9日

 11月9日、午後3時10分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、日本とブラジル連邦共和国の経済界の主要なリーダーから構成される「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」の三村明夫日本側座長(日本製鉄株式会社名誉会長)等日本側メンバーによる表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。(他の出席者:内山田竹志 トヨタ自動車株式会社代表取締役会長、飯島彰己 三井物産株式会社顧問)

  1. 冒頭、三村座長から、本年7月8日、第10回日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議会合をオンライン形式で開催したことを報告し、提言書を岸田総理大臣に手交しました。また、三村座長はじめ同賢人会議日本側メンバーから、環境、気候変動、カーボンニュートラルに向けた取組の推進や、昨今の世界情勢の変化に呼応した新たな日・ブラジル連携等の提言内容を具体化させるべく、日・ブラジル双方の経済界で引き続き連携して活動していきたい旨述べるとともに、日・メルコスールEPAの必要性についても発言がありました。
  2. これに対し、岸田総理大臣は、日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議による具体的な提言に対して謝意を表明するとともに、日・ブラジル関係の更なる強化に向けて同会議や両国経済界と一層連携して取り組んでいきたいと述べました。また、岸田総理大臣は、メルコスールとの経済関係強化のあり方について、引き続き議論を継続していきたい旨述べました。

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