外務省・新着情報

令和4年11月13日

 11月13日、ASEAN関連首脳会議に出席するためカンボジアを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、東アジア首脳会議前に、ハサナル・ボルキア・ブルネイ・ダルサラーム国王陛下(His Majesty Sultan Haji Hassanal Bolkiah of Brunei Darussalam)と短時間立ち話を行ったところ、概要は以下のとおりです。

 岸田総理大臣から、2013年の外務大臣就任直後にブルネイを訪れたことにも触れつつ、日本にとり重要なLNG供給国であるブルネイに対して、LNG供給を含むエネルギー分野での協力を求めるとともに、脱炭素化の観点から「アジア・ゼロエミッション共同体構想」の実現に向けて協力したい旨述べました。
 加えて、岸田総理大臣から、ブルネイとの間で、地域の平和と安定のために引き続き協力していきたい、2024年は日・ブルネイ外交関係開設40周年でもあり、これに向けて貴国王とも連携していきたい旨述べるとともに、ブルネイのCPTPP早期締結への期待を伝えました。
 ボルキア国王陛下からも、日ブルネイ関係を強化していきたいとの発言があり、両者は諸課題について協力していくことを確認しました。
 また、ボルキア国王陛下から、日本を訪問したいとの意向が示されたところ、岸田総理大臣からこれを歓迎する旨述べました。


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