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プレスリリース

2023年ドーハ国際園芸博覧会に向けて本日政府の屋内展示基本方針を取りまとめ

令和4年11月14日
農林水産省
~「Green Gift from Japan」をテーマに日本の花きや先進的な緑化技術を展示します~

農林水産省は、2023年にカタール国で開催されるドーハ国際園芸博覧会に、関係省庁や花き関係団体等と連携して屋内展示を行います。

この度、展示の方向性を定めた「2023年ドーハ国際園芸博覧会政府出展屋内展示基本方針」を取りまとめました。今後は、本基本方針を踏まえ、具体的な展示の実施計画を定めます。

2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会を世界にPRするため、また、花きの輸出拡大等を目指し、本博覧会での展示に向けて準備を進めてまいります。

1.2023年ドーハ国際園芸博覧会の概要

本博覧会は、「緑の砂漠、よりよい環境(Green Desert, Better Environment )」をテーマにドーハ(カタール)で2023年10月2日から2024年3月28日までの179日間開催されます。80カ国等が出展し、約300万人の入場者が見込まれています。
我が国は、博覧会会場の国際展示区域にある屋内展示施設のうち、約200m2の区画及び同施設と隣接する屋外展示区画が連携して展示を行うこととしています。 なお、屋外展示に関しては国土交通省が担当しています。

   ドーハ会場

ドーハ国際園芸博覧会会場イメージ(会場面積は170ha)
出展:ドーハ2023ホームページ https://www.dohaexpo2023.gov.qa/en/

2.2023年ドーハ国際園芸博覧会政府出展屋内展示の基本的考え

本博覧会のテーマ「緑の砂漠、よりよい環境」、サブテーマ「持続可能性」等との整合性を図りつつ、「Green Gift from Japan(日本からの緑の贈り物)」をテーマに、日本の花きや先進的な緑化技術を官民連携で展示します。屋内展示では、我が国の多様で高品質な花き、花き園芸・緑化技術、歴史ある日本の花き文化を世界に向けて発信し、以下の項目の実現を目指します。

(1)花きの輸出拡大と産業振興
中東地域をはじめ世界に我が国の優れた花きや花き文化を紹介するとともに、コンテスト等で高い評価を得ることで、我が国の花きの国際的な評価を高め、実績が少なかった中東地域への新たな輸出拡大、国内花き関連産業の振興を目指す。

(2)日本の花き文化の魅力発信
我が国の自然と調和した持続的なライフスタイルから育まれた生け花、盆栽等の世界に誇る花き文化の魅力を発信する。また、新型コロナウィルス感染症の流行を契機に、花や緑が身近にある暮らしの重要性が一層高まっていることを発信し、花き文化のより一層の浸透を目指す。

(3)被災地復興支援への感謝
東日本大震災の被災地で生産された花きの展示を行うことにより、カタール国からの支援に対する感謝を示す。

(4)2027年国際園芸博覧会への展開
2027年に横浜市で「幸せを創る明日の風景」をテーマに開催される国際園芸博覧会について、世界にPRし、同博覧会の目的の理解と参画を促進する。

添付資料

2023年ドーハ国際園芸博覧会政府出展屋内展示基本方針(PDF : 221KB)

お問合せ先

農産局園芸作物課花き産業・施設園芸振興室

代表:03-3502-8111(内線4827)
ダイヤルイン:03-3593-6496

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