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令和4年11月11日
挨拶する武井外務副大臣 (国際交流基金提供)
出席者の集合写真 (国際交流基金提供)

 本11日、都内ホテルにおいて、国際交流基金主催による令和4年度日本語パートナーズ感謝状贈呈式及び交流会が開催され、武井俊輔外務副大臣が出席しました。

  1. 武井副大臣は、式典での挨拶において、これまで派遣された2,673人の「日本語パートナーズ」は、「文化のWAプロジェクト」推進の立役者であり、日本のアジア文化外交の顔であると讃えました。また、今後、留学や観光のみならず、生活・就労を含め、様々な目的で来日する外国人の増加が予想される中、日本社会では多文化共生に向けた様々な取組が行われており、派遣先で様々な人々との交流を経験した日本語パートナーズだからこそできる役割があり、今後もアジアとの友好・交流の架け橋として益々の活躍を祈念する旨述べました。
  2. この式典には、感謝状の贈呈対象となる令和3年度日本語パートナーズ帰国者約80名(他一部はオンライン参加)、国会議員、外交団、日本語パートナーズ派遣事業委員、大学関係者、自治体関係者等多数の方々が出席しました。
(参考)日本語パートナーズ派遣事業

  • (1)平成25年12月の日・ASEAN特別首脳会議において発表されたアジア文化交流政策「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」の主な事業として、独立行政法人国際交流基金が実施する派遣事業。3,000人以上の日本語パートナーズの派遣を目標として、当初の期間は令和2年度までとなっていたが、令和5年度まで延長された。
  • (2)日本語パートナーズは、それぞれの派遣国・地域において、現地の日本語教師や学生の日本語学習のパートナーとして、授業のアシスタントや日本文化の紹介活動等を行うことを通じ、各国・地域における日本語教育を支援し、同時に、日本語パートナーズ自身も現地の言語や文化、習慣等についての学びを深め、アジア地域と日本の将来の架け橋となることが期待される。
  • (3)政府としては、この日本語パートナーズ派遣事業を通じて、引き続きアジアとの間の文化交流を一層促進していく。

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