外務省・新着情報

令和4年11月16日

 11月15日(現地時間同日)、コンゴ民主共和国の首都キンシャサにおいて、我が方、南博之駐コンゴ民主共和国日本国特命全権大使と先方ファビアン・サンブシィ国際移住機関コンゴ民主共和国事務所長(Mr. Fabien SAMBUSSY, Chief of Mission, IOM Democratic Republic of the Congo)との間で、供与額5.14億円の無償資金協力「地域警察活動強化計画(IOM連携)」に関する書簡の交換が行われました。

  1. コンゴ民主共和国は、2000年から国連コンゴ安定化ミッションが東部地域で展開されており、平和と安定の確保が喫緊の課題となっています。こうした中、我が国は同国の治安維持の要となる警察官育成に支援の重点をおき、技術協力等を通じて平和の定着に向けた取組に貢献してきました。
  2. この協力は、キンシャサ特別州及び東部タンガニーカ州において、地域警察モデル導入のための施設建設及び関連機材を供与することにより、対象地域における地域警察の能力強化及び活動の促進を図り、もってコンゴ民主共和国の平和の定着に寄与するものです。
  3. 我が国は、2022年8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD8)において、「民主主義の定着及び法の支配の推進」及び「コミュニティの基盤強化」に取り組むことを表明しており、これらの協力は同表明を具体化するものです。
(参考)コンゴ民主共和国基礎データ

 コンゴ民主共和国の面積は約234.5万平方キロメートル、人口約8,956万人(2020年、世界銀行)、人口一人当たり国民総所得(GNI)は544米ドル(2020年、世界銀行)。


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