外務省・新着情報

令和4年11月18日
有志国首脳級緊急会合が行われている様子 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けた有志国首脳級緊急会合(写真提供:内閣広報室)
有志国首脳級緊急会合に参加している各国首脳級要人 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けた有志国首脳級緊急会合(写真提供:内閣広報室)
有志国首脳級緊急会合において、発言を行っている岸田総理大臣の様子 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けた有志国首脳級緊急会合(写真提供:内閣広報室)

 現地時間11月18日午後0時42分(日本時間同日午後2時42分)から約30分間、カマラ・ハリス米国副大統領の主催により、APEC首脳会議に出席している日米韓豪加NZの首脳級による緊急会合が開催され、岸田総理大臣が出席しました。本会合には、岸田総理の他、カマラ・ハリス米副大統領、韓悳洙韓国国務総理、アンソニー・アルバニージー豪首相、ジャスティン・トルドー加首相、ジャシンダ・アーダーンNZ首相が出席しました。なお、北朝鮮に関して、これらの有志国で会合を行うのは初めてです。

  1. 6か国の首脳級は、本日の弾道ミサイル発射を最も強い言葉で非難し、断じて容認できないとの点で一致しました。また、北朝鮮の完全な非核化に向けて連携を強化していくことで一致しました。
  2. 岸田総理からは、本日発射された北朝鮮の弾道ミサイルは北海道の西側の我が国排他的経済水域(EEZ)内に着弾した、北朝鮮はこれまでにない高い頻度発射を繰り返しており、今回の発射も断じて容認できない、最も強い言葉で非難するという強い意志を示したい旨述べました。また、岸田総理から、北朝鮮が更なるミサイル発射や核実験などを行う可能性もある、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、国際社会が一致して対応していきたい旨述べ、各首脳からも、北朝鮮の完全な非核化に向けた強いコミットメントの表明がありました。また、岸田総理からは、拉致問題の解決に向けた各国からの引き続きの強い支援について要請をしました。

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