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プレスリリース

農研機構動物衛生研究部門(東京都)における豚熱の確認(国内85例目)及び「農林水産省 豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」の持ち回り開催について

令和4年11月19日
農林水産省

本日(11月19日(土曜日))、東京都小平市の試験・研究施設において家畜伝染病である豚熱の患畜が確認されました。これを受け、農林水産省は本日、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫方針について決定します。
現場及び周辺地域にも本病のウイルスが存在する可能性があり、人や車両を介して本病のまん延を引き起こすおそれがあります。現場及び周辺地域での取材は、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。

1.施設の概要

所在地:東京都小平市
施設概要:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門小平海外病研究拠点
飼養状況:5頭(試験・研究用)

2.経緯

(1)昨日(11月18日(金曜日))、上記の試験・研究施設において、外部から試験・研究用として11月17日(木曜日)に導入したイノシシが死亡したため、病性鑑定を実施しました。
(2)同施設での検査により豚熱の疑いが生じたため、精密検査を実施したところ、本日(11月19日(土曜日))、豚熱の患畜であることが判明しました。

3.今後の対応

本日、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づく以下の防疫措置等について確認を行うとともに、万全を期します。

(1)当該施設の飼養イノシシの殺処分及び焼埋却等の必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施します。 
(2)本病の早期発見及び早期通報の徹底を図ります。
(3)関係府省と十分連携を図るとともに、生産者、消費者、流通業者等への正確な情報の提供に努めます。

4.農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部

日時:令和4年11月19日(土曜日)(持ち回り開催)

5.その他

(1)豚熱は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。
特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
(3)今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない 噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:星野、金子
代表:03-3502-8111(内線4582)
ダイヤルイン:03-3502-8292

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