外務省・新着情報

令和4年11月28日

 11月27日、バングラデシュ人民共和国・ダッカにおいて、笹川平和財団及びバングラデシュ・インディペンデント大学ベンガル湾研究所共催国際会議がハイブリッド形式で開催され、林芳正外務大臣は、A.K.アブドゥル・モメン・バングラデシュ人民共和国外務大臣(H.E. Dr. A. K. Abdul Momen, Foreign Minister of the People’s Republic of Bangladesh)とともにビデオ・メッセージを発出しました。

  1. 本国際会議では、「開かれ連結性のあるインド太平洋地域における持続可能なブルーエコノミーの実現:南アジア及び東南アジアのベンガル湾沿岸諸国と近隣諸国における潜在的可能性の相乗効果に向けた日・バングラデシュ協力」のテーマのもと、日バングラデシュ両国の政府関係者及び有識者により活発な議論が行われました。
  2. 林大臣は、メッセージの中で、国際秩序が揺らぐ事態に直面している中、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の重要性は益々高まっており、バングラデシュは、東南アジアとインド亜大陸を結ぶ要衝に位置し、地域の発展において重要な役割を果たす、FOIPの実現に向けた重要なパートナーである旨述べました。また、「ベンガル湾産業成長地帯(BIG-B)」構想の下、引き続きバングラデシュのLDC卒業とその先の更なる発展を後押ししていきたい旨表明しつつ、この構想は、バングラデシュのみならず、周辺地域との連結性の強化を実現し、地域の発展に貢献していくものである旨述べました。

 [参考]林芳正外務大臣のビデオ・メッセージ(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文(PDF)別ウィンドウで開く


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