外務省・新着情報

令和4年11月29日
オセイ=ダンクワ・ガーナ共和国外務・地域統合大臣特別顧問と髙木外務大臣政務官
オセイ=ダンクワ・ガーナ共和国外務・地域統合大臣特別顧問による髙木外務大臣政務官表敬

 11月29日、午後4時15分から約30分間、髙木啓外務大臣政務官は、訪日中のクワベナ・オセイ=ダンクワ・ガーナ共和国外務・地域統合大臣特別顧問(H.E. Ambassador Kwabena Osei-Danquah, Special Advisor to the Minister for Foreign Affairs and Regional Integration/ Ambassador at Large of the Republic of Ghana)の表敬を受けたところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、髙木政務官から、二国間関係が強化されていることを歓迎する旨述べると共に、日本は、「共に成長するパートナー」として、アフリカ自身が目指す強靭なアフリカを実現していきたい旨述べました。
  2. 双方は、国連の機能強化の必要性について議論し、特に安保理改革について、髙木政務官から、共にモメンタムを高め、文言ベースの交渉入りを目指したい旨述べました。これに対し、オセイ=ダンクワ特別顧問から、安保理改革が進展するためには、安保理改革のプロセスを巡る意見の相違に関して取り組まなければならない旨述べました。
  3. 髙木政務官から、ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがすものであり、国連憲章にある主権や領土一体性といった原則は守られなければならない旨述べました。また、ロシアによる核の脅しは断じて受け入れられず、ましてや、その使用はあってはならない旨強調しました。これに対し、オセイ=ダンクワ特別顧問から、ガーナは、領土一体性及び政治的独立を含め、国連憲章の尊重を重視している旨述べました。
  4. 双方は、来年1月からは共に安保理非常任理事国として、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等の国際社会の諸課題について連携して対応していくことを確認しました。

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