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令和4年11月30日
ルノーバッソ欧州復興開発銀行(EBRD)総裁と記念撮影する山田外務副大臣
ルノーバッソ欧州復興開発銀行(EBRD)総裁による山田外務副大臣表敬の様子

 11月30日、山田賢司外務副大臣は、訪日中のオディール・ルノーバッソ欧州復興開発銀行総裁(Ms. Odile Renaud-Basso, President of the European Bank for Reconstruction and Development)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

 冒頭、山田副大臣は、ルノーバッソ総裁の訪日を歓迎し、ロシアによるウクライナ侵略やこれに伴う食料・エネルギー燃料価格の高騰などの複合的な危機に直面する中、長年欧州やその他の地域の開発や復興に重要な役割を果たしてきたEBRDへの貢献と同総裁のリーダーシップへの期待を伝えました。

 ルノーバッソ総裁からは、日本政府によるこれまでのEBRDへの協力への謝意が表明されるとともに、中央アジアやモンゴルなど今後成長が期待されている国に対しても国際開発金融機関としての役割を果たしていくことについて意欲が示されました。

 双方は、ウクライナ、サブサハラ・アフリカ情勢をはじめとした地域情勢等に触れつつ、日本とEBRDの関係強化に向けて協力していくことを確認しました。

(参考)欧州復興開発銀行(EBRD)

 中東欧諸国における市場指向型経済への移行並びに民間及び企業家の自発的活動を支援することを目的として、1991年に設立された国際開発金融機関。いわゆる「アラブの春」以降、チュニジアやヨルダン、エジプトなど、地中海の東南岸諸国も支援対象地域に加え、更に中央アジアやモンゴルでも事業を展開している。

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