外務省・新着情報

令和4年12月5日

 12月3日及び4日、神奈川県キャンプ座間内のザマ・ミドル・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program)の今年度の第五回目事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

 在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
 今般開催されたキャンプ・座間での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約30名が交流しました。

2 概要

(1)学生によるプレゼンテーション

(ア)1日目:12月3日(土曜日)

自国の文化を紹介し合う、日米の学生たちの様子 親睦を深める参加学生たち

 学生たちは、グループに分かれ、「カルチャーショックから得た日米友好」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。

(イ)2日目:12月4日(日曜日)

ホワイトボードを用い、ご当地キャラクターに関するプレゼンテーションを行う、日米の学生たちの様子 プレゼンテーションを行う学生たち

 学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、ひまわりやあじさい等で有名な地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
 また、学生たちは、佐藤弥斗座間市長、隠田展一相模原市副市長、クリストファー・トムリンソン在日米陸軍基地管理本部司令官、ダニエル・レッキング在日米陸軍G5/9部長、グレッチェン・ガーデナー在日米軍司令部J1部長をはじめ、参加した来賓に対し、日米友好に対する思いや、2日間で学んだことについて紹介しました。

(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:12月4日)

表彰後、記念撮影に応じる、トムリンソン司令官と日米の学生たちの様子 表彰を行うトムリンソン基地管理本部司令官
修了証を持ち、記念撮影に応じる、日米の学生たちの様子 修了証の授与

 日本側から佐藤座間市長、隠田相模原市副市長及び宮本北米局参事官が、米側からレッキング在日米陸軍G5/9部長が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。

演台に立ち、閉会挨拶を行う、佐藤市長の様子 閉会挨拶を行う佐藤座間市長
演台に立ち、閉会挨拶を行う、隠田副市長の様子 閉会挨拶を行う隠田相模原副市長
演台に立ち、閉会挨拶を行う、レッキング部長の様子 閉会挨拶を行うレッキング部長

3 参加した日米学生の感想(一部紹介)

  • とにかくアメリカがより好きになりました。異国の雰囲気を体験でき、留学したいという意思がより強くなりました。外国の友人を増やしていきたいと思います。(日本側の参加者)
  • 同じような関心を持つ同世代の日本人と接する素晴らしい貴重な経験となりました。家族や友人に、このイベントを通じて育んだ友情を語っていきたいと思います。(米側の参加者)

[参考]実施形態

  • 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA
  • 開催協力:相模原市、座間市、キャンプ座間

発信元サイトへ