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令和4年12月7日
コロンビア共和国に対するサル痘ワクチンの贈与に関する書簡の交換 (写真提供:コロンビア外務省)

 12月6日(現地時間同日)、コロンビア共和国の首都ボゴタにおいて、我が方、髙杉優弘駐コロンビア共和国日本国特命全権大使と、先方フランシスコ・ホセ・コイ・グラナドス外務次官兼外務大臣代理(H.E. Mr. Francisco José Coy Granados, Vice-Minister of Foreign Affairs in charge of the Office of the Minister of Foreign Affairs of the Republic of Colombia)との間で、サル痘に係るワクチン及び専用の接種針(約2万5千人分)の贈与に関する書簡の交換が行われました。

  1. コロンビアでは、8月以降、サル痘の流行が見られ、同国政府にとってワクチンの調達が重要課題となっています。
  2. 今般贈与されるワクチン及び接種針を用いて、今後、WHOとの連携の下、コロンビアにおいて、ワクチンの安全性・有効性を厳格に評価するための臨床試験が実施され、サル痘感染のリスクの高いグループへのワクチン接種が開始される見通しとなっています。日本政府からは、ワクチン及び接種針の贈与の他、専門家による技術面での研究協力等が検討されており、ワクチン等の贈与と臨床試験を通じて、コロンビアを始め、世界でのサル痘の対策に貢献することが期待されます。

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