外務省・新着情報

令和4年12月7日
フレミング国連事務次長(グローバル・コミュニケーション担当)と木原内閣官房副長官

 12月7日、午前10時から約30分間、木原誠二内閣官房副長官は、訪日中のメリッサ・フレミング国連事務次長(グローバル・コミュニケーション担当)(Ms. Melissa Fleming, United Nations Under-Secretary-General for Global Communications)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、木原官房副長官は、フレミング事務次長の訪日を歓迎するとともに、国際秩序の根本が揺らぐ中、国連憲章の理念と原則に立ち戻り、法の支配の徹底を図ることが重要であり、来年1月から安保理非常任理事国入りする我が国として安保理改革を含む国連全体の機能強化について国連と協働していきたいとして、国連と日本との更なる連携強化への期待を表明しました。
  2. フレミング事務次長は、法の支配の重要性について軌を一にしており、国連としても、しっかりと発信していきたいと述べた上で、国連グローバル・コミュニケーション局として、SNS上の誤・偽情報の拡散等に対策を講じていることを説明しました。木原官房副長官からは、国連による事実に基づく対外発信の役割は大きく、国連憲章の理念に基づいた地域や国際社会の安定に資する国連の対外発信に期待するとともに、日本としても安定した国際社会作りに貢献していきたい旨を述べました。
  3. この他、両者は、拉致問題を含む北朝鮮情勢等の東アジアの地域情勢、SDGsの取組の推進等についても意見交換を行いました。

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