外務省・新着情報

令和4年12月12日

 12月9日(現地時間同日)、ガンビア共和国の首都バンジュールにおいて、我が方、広瀬真一在ガンビア共和国日本国大使館参事官(セネガル共和国にて兼轄)と、先方、永野史子国際移住機関(IOM)在ガンビア事務所長(Ms. NAGANO Fumiko, Chief of Mission, IOM The Gambia)との間で、供与額3億円の無償資金協力「平和、安定及び安全の促進のための国境管理能力向上計画(IOM連携)」に関する書簡の交換が行われました。

  1. ガンビアでは、違法な出入国や国際的な武器・薬物等の違法取引が問題となっており、国境管理能力の強化が喫緊の課題となっています。
  2. この協力は、同国において、国境管理能力強化のための施設建設、機材供与及び研修等を実施することにより、同国の平和、安定及び安全の促進を図り、もって同国の持続的な発展と基礎的な生活環境の改善に寄与するものです。
  3. 我が国は、TICAD8において、「アフリカの平和と安定に向けた新たなアプローチ(NAPSA)」の下、経済成長・投資や生活向上の前提となる平和と安定の実現に向けたアフリカ自身の取組を後押しすることを表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)ガンビア共和国基礎データ

 ガンビア共和国の面積は約1.13万平方キロメートル(日本の秋田県とほぼ同じ)、人口は約248万人(2021年、世界銀行)、人口一人当たりの国民総所得(GNI)は800米ドル(2021年、世界銀行)。


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