外務省・新着情報
令和4年12月13日
12月13日、午前11時45分から約15分間、林芳正外務大臣は、訪日中のエリサベス・サルモン国連北朝鮮人権状況特別報告者（Ms. Elisabeth Salmón, UN Special Rapporteur on the Situation of Human Rights in the DPRK）による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、拉致問題は岸田内閣の最重要課題であり、時間的制約のある人権問題である旨述べ、早期解決には、国連を始め国際社会の理解と協力が不可欠として、協力を要請しました。また、同特別報告者が就任後、今般の訪日や日本政府主催の拉致問題に関するシンポジウムへの登壇を含め、精力的に活動し、報告書において日本人拉致問題を取り上げている点に謝意を表する旨述べ、今後も同特別報告者の活動に協力していくと伝えました。
- これに対し、サルモン特別報告者は、今回の訪日で横田めぐみさんのお母様にお会いして、困難があろうとも決して諦めない姿勢に感銘を受けた、日本にとって拉致問題は極めて重要な課題であると改めて認識した、国連総会や人権理事会、安保理の場等でも北朝鮮をめぐる課題をしっかりと取り上げることが重要であり、自分も特別報告者として日本政府と協力していきたい旨述べました。