外務省・新着情報

令和4年12月15日
握手する両外相
日・ジョージア外相会談の様子

 12月15日、午後6時から約40分間、林芳正外務大臣は、外務省賓客として訪日中のイリア・ダルチアシヴィリ・ジョージア外務大臣(H.E. Mr. Ilia DARCHIASHVILI, Minister of Foreign Affairs of Georgia)との間で会談を行うとともに、午後6時50分から約50分間、ワーキング・ディナーを行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、外交関係樹立30周年という記念すべき年にダルチアシヴィリ外相の訪日が実現したことを心から歓迎するとともに、両国は、基本的価値を共有し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けたパートナーであり、日本はジョージアの主権及び領土一体性を一貫して支持している旨述べました。
  2. その上で、両外相は、カスピ海を通る輸送路を念頭に置いた地域の連結性強化や、本年9月に署名した二国間クレジット制度(JCM)の協力覚書に基づく脱炭素分野での協力など、ジョージアおよび南コーカサス地域の持続可能な発展に向けて二国間関係を一層強化していくことで一致しました。また、両外相は、人造り支援を強化していくことで一致し、来年1月からJICA海外協力隊の活動が開始されることを歓迎しました。
  3. 両外相は、ウクライナやコーカサス・中央アジア、東アジア等の地域情勢についても幅広く意見交換を行いました。その上で、両外相は、二国間関係の強化に加え、基本的価値を守り、法の支配に基づく国際秩序を維持・強化していくため、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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