外務省・新着情報

令和4年12月16日
  1. 12月16日、国家安全保障会議及び閣議において、新たな「国家安全保障戦略」が策定され、これを踏まえ、「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」が決定されました。
  2. 国際社会が時代を画する変化に直面する中、国際秩序の根幹が揺るがされ、国際社会は歴史の岐路に立っています。我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に置かれる中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化することの重要性がより一層高まっています。
  3. こうした中、今般の「国家安全保障戦略」は、我が国の安全保障に関わる総合的な国力の主な要素の第一の柱として、外交力を掲げています。我が国の長年にわたる国際社会の平和と安定、繁栄のための外交活動や経済活動の実績を糧に、大幅に強化される外交の実施体制の下、危機を未然に防ぎ、平和で安定した国際環境を能動的に創出するために力強い外交を展開していきます。「国家安全保障戦略」で示された総合的な防衛体制の強化はこうした外交を進める上で大変意義があると考えます。
  4. 外務省として、日米同盟の強化、「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた取組の更なる推進を含む同志国等との連携、周辺国・地域との外交などの戦略的アプローチを着実に実施することによって、我が国を取り巻く安全保障環境の改善に取り組んでいきます。

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