外務省・新着情報

令和4年12月20日

 12月19日(現地時間同日)、モルディブ共和国の首都マレにおいて、武井俊輔外務副大臣と、アハマド・カリール・モルディブ共和国外務担当国務大臣(H.E. Mr. Ahmed Khaleel, Minister of State for Foreign Affairs of the Republic of Maldives)との間で、供与額7億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. インド洋の大小約1,200の環礁島から構成される小島嶼開発途上国(SIDS)のモルディブでは、各地方島で適切な廃棄物処理が確立されておらず、海洋投棄などによる海洋汚染を始めとする環境汚染や生物多様性の損失につながっています。廃棄物管理は、主要産業である観光業の海洋環境資源保全の基礎となるものであり、同国の持続的な産業発展にとって喫緊の課題となっています。
  2. この協力は、モルディブ政府に対し、我が国で製造された廃棄物処理機材を供与するものです。この協力により、同国の廃棄物管理体制の強化及び公衆衛生の向上が期待されます。 

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