外務省・新着情報

令和4年12月24日
正面を向き、握手を交わす、両外相の様子
テーブルにつき、会談を行う、両外相の様子
テーブルにつき、会談を行う、日・キルギス外務省間協力プログラムへの署名を行う、両外相の様子

 12月24日、午後2時40分から約30分間、林芳正外務大臣は、「中央アジア+日本」対話・第9回外相会合に出席するため訪日中のジェエンベク・クルバエフ・キルギス共和国外務大臣(H.E. Mr. Zheenbek KULUBAEV, Minister of Foreign Affairs of the Kyrgyz Republic)と会談を行うとともに、日本国外務省とキルギス共和国外務省の間の協力に関するプログラム(2023-2025)」への署名を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、日本とキルギスは友好的なパートナーシップ関係の下で幅広いレベルの人的交流を積み重ねてきた、日本で学んだキルギスの人材が閣僚を始めとした様々なレベルで活躍していることを歓迎する旨述べました。
  2. 両外相は、日本でキルギスの人材が活躍していることを歓迎しつつ、更なる活躍を期待することで一致しました。また、一村一品プロジェクトや、人材育成奨学計画(JDS)での人材育成の成功も歓迎しつつ、会談に先立ち署名された両国外務省間の協力プログラムに基づいて二国間関係を一層推進し、対話を活性化していくことで一致しました。
  3. クルバエフ外相から、日本が過去30年間に実施してきた様々な支援や本年10月に国際機関経由で実施したタジキスタン国境付近での人道状況悪化を受けた緊急無償資金協力に対して謝意の表明がありました。また、キルギス人材の活用や脱炭素分野での協力を通じた日本との経済関係の更なる強化への期待を表明しました。
  4. 両外相は、ウクライナや東アジアを始めとする国際情勢や国際場裡における協力について意見交換を行い、引き続き、様々な分野において緊密に連携していくことを確認しました。 

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