外務省・新着情報
令和4年12月24日
12月24日、午後3時15分から約30分間、林芳正外務大臣は、「中央アジア+日本」対話・第9回外相会合に出席するため訪日中のラシッド・メレドフ・トルクメニスタン副首相兼外務大臣（H.E. Mr. Rashid MEREDOV, Deputy Chairman of the Cabinet of Ministers and Minister of Foreign Affairs of Turkmenistan）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣は、日本とトルクメニスタンは大型の経済案件や日本語教育の普及といった分野で近年、関係強化が飛躍的に拡大しており、本年の外交関係樹立30周年を契機に両国のパートナーシップ関係を更に強化し、幅広い分野での協力を拡大させるため、メレドフ副首相兼外務大臣と今後も緊密に協力していきたい旨述べました。
- また、林大臣から、ロシアによるウクライナ侵略を受け、国際社会がエネルギー価格の高騰等に直面する中、豊富な資源を有するトルクメニスタンが安定的な発展を確保していけるよう、日本として可能な限り協力していきたい旨述べました。
- これに対しメレドフ副首相兼外務大臣は、日本との政治対話を一層強化して地域の安定を含む様々なテーマについて議論を深めたい旨述べました。両外相は、脱炭素分野を含む経済関係を強化するとともに、教育や文化の分野でも協力を強化していくことで一致しました。
- 両外相は、現在の国際情勢や国際場裡における協力について意見交換を行い、引き続き、様々な分野において緊密に連携していくことを確認しました。