外務省・新着情報

令和4年12月24日
正面を向き、握手を交わす、両外相の様子
テーブルにつき、会談を行う、両外相の様子

 12月24日、午後4時40分から約30分間、林芳正外務大臣は、「中央アジア+日本」対話・第9回外相会合に出席するため訪日中のヴラジーミル・ノロフ・ウズベキスタン共和国外務大臣(H.E. Mr. Vladimir NOROV, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Uzbekistan)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、日本と長年の友好関係を有するウズベキスタンとの戦略的パートナーシップの深化に触れた上で、同国は法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を構築する上での重要なパートナーであり、一層緊密に連携したい旨述べました。
  2. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略の影響を受ける労働分野や環境・気候変動分野における協力について意見交換し、二国間クレジット制度(JCM)の実施に向けて具体的な案件の形成等に向けた期待を表明しました。また、両外相は、両国環境当局間で協力覚書が署名されたことを歓迎したほか、両国間の重要な個別プロジェクトの円滑な実施について意見を交わしました。
  3. ノロフ外相から、日本が人材育成等を通じてウズベキスタンの持続可能な発展に貢献していることを高く評価するとともに、日本企業の更なる進出や教育分野の協力等を通じて関係を強化していきたい旨述べました。
  4. 両外相は、ウクライナや東アジアを始めとする国際情勢や国際場裡における協力について意見交換を行い、引き続き、様々な分野において緊密に連携していくことを確認しました。

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