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2022年12月27日

12月27日(火曜日)、西村経済産業大臣はオマーンを訪問し、ウーフィー・エネルギー鉱物資源大臣と会談及び脱炭素分野における協力に関するMOCの署名式を行いました。また、日本企業複数社とオマーンLNG社とのLNGの長期引取契約に関する基本合意書への調印式に立ち会ったほか、ハイサム国王、リーム・アル・ザワウィ女史、バドル外務大臣と会談を行いました。

1. ウーフィー・エネルギー鉱物資源大臣との会談

日本企業がオマーンLNG社との間でLNGの長期契約に合意できる見通しを得られたことに対し、西村大臣からウーフィー大臣に謝意を伝えるとともに、エネルギーの安定供給のための連携を確認しました。また、両大臣は、エネルギートランジションにおけるLNGの重要性を確認し、同分野における上流投資の必要性について見解を一致させました。さらに、水素・アンモニア・カーボンリサイクルなどのクリーンエネルギー分野における協力の重要性について議論しました。

2.MOC署名式及び基本合意書調印式

西村大臣とウーフィー・エネルギー鉱物資源大臣の間で、水素・アンモニア及びメタネーションを含むカーボンリサイクルに関する協力覚書に署名を行いました。また、西村大臣立ち会いの下、JOGMECとエネルギー鉱物資源省の間で水素・アンモニアを含むエネルギー分野に関する協力覚書が締結されました。さらに、日本企業複数社とオマーンLNG社との間でLNGの長期引取契約に関する基本合意書への調印が行われ、両大臣は、その調印に立ち会いました。

 

3.ハイサム国王への表敬

LNGの長期引取契約締結に向けた支援への謝意を伝えるとともに、水素やアンモニア等の脱炭素分野における今後の日オマーン協力について議論を深めました。

 

4.リーム・アル・ザワウィ女史との会談

故ザワウィ国王特別顧問の御息女であるリーム・アル・ザワウィ女史に対し、長年の日オマーン友好関係への尽力に対する謝意を伝えるとともに、広く日オマーン関係の発展に向けた協力について話し合いました。

 

5.バドル外務大臣との会談

経済・エネルギー分野を中心とした二国間関係の強化について確認するとともに、日オマーン国交樹立50周年を祝し、今後の50年を見据えた協力について幅広く議論を行いました。

担当

  • <エネルギー関係>

    資源エネルギー庁資源・燃料部石油・天然ガス課
    石油・LNG企画官 渡邉
    担当者:野尻、児玉

    電話:03-3501-2773(直通)

  • <その他>

    通商政策局中東アフリカ課長 三宅
    担当者: 長崎、橋本、大澤

    電話:03-3501-2283(直通)

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