外務省・新着情報

令和5年1月6日

 1月6日、午後6時10分から約30分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ヴォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領(H.E. Mr. Volodymyr ZELENSKYY, President of Ukraine)と首脳電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、G7が結束して厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を継続できるよう、日本はG7議長国として積極的な役割を果たしていくとした上で、ロシアが攻撃を継続していることを改めて強く非難し、ウクライナの人々の命を守るための越冬支援をはじめとする支援を全力で進めていく旨述べました。
  2. また、岸田総理大臣から、当面の支援として、約300台の発電機と8万3,500台のソーラー・ランタンの供与を順次実施していることに加え、更なる発電機の供与も検討している旨伝達したほか、ウクライナに対する債務支払猶予、避難民の感染症対策及び地雷対策能力強化といった取組を伝えました。これに対し、ゼレンスキー大統領から深い謝意が示されました。
  3. ゼレンスキー大統領から戦況等に関する説明が行われ、岸田総理へのウクライナ訪問招請がありました。岸田総理からは、G7議長国としてウクライナとの連携を強化したい旨述べ、訪問招待については、現時点で自身の訪問について何ら決まっていないが、諸般の状況も踏まえて検討していきたい旨述べました。両首脳は、更に協力を進めていくことで一致しました。

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