外務省・新着情報

令和5年1月12日
ルイ・アルベルト・ドゥ・フィギュレイド・ソアレシュ・カーボベルデ共和国外務・協力・地域統合大臣と林芳正外務大臣
日・カーボベルデ外相会談

 現地時間1月12日午前9時25分(日本時間13日午後11時25分)から約15分間、国連安保理公開討論出席のため米国・ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、同討論に出席したルイ・アルベルト・ドゥ・フィギュレイド・ソアレシュ・カーボベルデ共和国外務・協力・地域統合大臣(H.E. Dr. Rui Alberto de Figueiredo SOARES, Minister for Foreign Affairs, Cooperation and Regional Integration of the Republic of Cabo Verde)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、本公開討論へのソアレシュ大臣の参加に謝意を表明し、カーボベルデの法の支配に対する力強いコミットメントを評価する旨述べるとともに、ロシアによるウクライナ侵略により国際秩序の根幹が揺るがされている中、日本は、各国との緊密な対話を通じ、安保理が本来の責任を果たせるよう積極的に貢献する旨述べました。これに対して、ソアレシュ大臣から、法の支配は小さい国にとり重要である、公開討論開催に感謝する旨述べました。
  2. 林大臣は、安保理改革を含む国連強化について、同改革のモメンタムを共に高め、文言ベースの交渉入りを目指したい旨述べるとともに、法の支配に基づく国際秩序の強化を力強く推進していく旨述べ、双方は連携を強化していくことで一致しました。
  3. また、ソアレシュ大臣から、両国間の協力の長い歴史に触れつつ、漁業、食糧安全保障等様々な分野における日本の協力に対する感謝の意を述べました。これに対し、林大臣から、水産業振興や再生可能エネルギー導入を含め、カーボベルデの開発努力を後押しし、二国間関係を深化させたい旨述べました。

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