外務省・新着情報

令和5年1月12日
林外務大臣とグテーレス国連事務総長
林外務大臣とグテーレス国連事務総長との会談

 現地時間1月12日13時37分(日本時間1月13日午前3時37分)から約30分間、国連安保理公開討論出席のため米国・ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、安保理は試練の時にあり、日本は、安保理理事国として各国との緊密な対話を通じ、安保理が本来の責任を果たせるよう積極的に貢献する旨述べたのに対し、グテーレス事務総長から、日本の安保理入りを歓迎するとともに、緊密に連携していきたい旨述べました。 
  2. 林大臣から、未来サミットに向けて日本が関心を有している事項として、法の支配、人間の安全保障、軍縮・不拡散、安保理改革を含む国連全体の機能強化について述べました。これに対し、グテーレス事務総長は、日本のこれまでの貢献を評価し、双方はこうした分野で緊密に連携していくことで一致しました。
  3. また、林大臣から、北朝鮮による核・ミサイル活動の活発化について説明し、北朝鮮に対して挑発をやめ、安保理決議を遵守するよう引き続き働きかけていくことで一致しました。
  4. 両者は、ウクライナを含む地域情勢等についても意見交換を行いました。

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