外務省・新着情報

令和5年1月12日
外相会談を前に、イグナツィオ・カシス・スイス外務大臣と握手する林外務大臣
日・スイス外相会談が行われている様子

 現地時間1月12日13時15分(日本時間13日午前3時15分)から約20分間、ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、イグナツィオ・カシス・スイス連邦外務大臣(H.E. Mr. Ignazio CASSIS, Head of the Federal Department of Foreign Affairs of the Swiss Confederation)と日・スイス外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、昨年4月に続き再会でき嬉しい、法の支配に関する公開討論への出席に感謝する旨述べました。これに対して、カシス大臣から、再会を嬉しく思う、昨年の訪日時のおもてなしに改めて感謝する、スイスも法の支配を重視している旨の発言がありました。
  2. また、林大臣から、スイスにとって初となる安保理の非常任理事国任期を共にすることができて嬉しい、ロシアによるウクライナ侵略が国際秩序の根幹を揺るがす中、法の支配に基づく国際秩序を維持・強化すべく共に協力していきたい旨述べました。これに対して、カシス大臣からも、北朝鮮に関するものも含め、安保理での協力を一層強化していきたい旨の発言がありました。
  3. 両外相は、ウクライナ情勢や安保理改革を含む国連の機能強化等について意見交換を行い、連携を強化していくことを確認しました。

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