外務省・新着情報

令和5年1月13日

 1月16日から20日にかけて、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する規制面でのレビューを行うため、IAEA職員及び国際専門家が訪日する予定です。

  1. 今回の訪日は、IAEAとの間で一昨年7月に署名したALPS処理水の取扱いに係る包括的な協力の枠組みに関する付託事項(TOR)に基づき、規制面でのレビューを実施することを目的とするものです。規制レビューのための訪日は、今回で2回目となります。
  2. 訪問中、IAEA職員及び国際専門家は、この目的のため、原子力規制委員会と議論を行う予定です。
  3. 日本政府は、今後とも、IAEAへの必要な情報共有を継続するとともに、ALPS処理水の取扱いについて、国際社会の理解を醸成していくことに努めます。

[参考1]ALPS処理水
ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。さらにALPS処理水は、その後十分に希釈され、トリチウムを含む全ての放射性物質について安全に関する規制基準値を大幅に下回るレベルにした上で、海洋放出されることが想定されている。


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