外務省・新着情報
令和5年1月19日
1月18日、東京において、第15回日・イタリア科学技術協力合同委員会を開催しました。
- 合同委員会では、嘉治美佐子外務省科学技術協力担当大使とジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア共和国大使（H.E. Mr. Gianluigi BENEDETTI, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Italian Republic）が共同議長を務め、両国の関係府省庁・機関等の関係者が出席しました（イタリア側の一部参加者はオンラインで参加するハイブリッド形式での開催）。
- 合同委員会では、宇宙、エネルギー・環境、防災、医療、原子力分野を含む両国の最新の科学技術・イノベーション政策や、研究協力について、本年日本がG7議長国である点も念頭に意見交換が行われました。今月10日にローマで開催された日伊首脳会談を踏まえつつ、日本とイタリアで実施されている共同研究等の現状や、今後の産業協力に繋がる二カ国間協力の発展の方向性についても議論が交わされた。
また、次回の合同委員会はイタリアにて開催することが決定され、具体的な期日は外交ルートを通じて調整されることとなりました。
（参考）イタリアとの科学技術合同委員会
- （1）1987年5月、ローマにおいて行われた竹下総理（当時）とデミータ首相（当時）との首脳会談の際、日伊両国間の科学技術協力を推進すると共に、科学技術に関する明確な枠組みの作成に積極的に対応していくことにつき合意した。これを受け1988年10月、日伊科学技術協力協定が締結された。
- （2）同協定に基づいてこれまでに合同委員会を計14回開催。前回（第14回）は2017年6月ローマにて開催された。