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令和5年1月19日
握手するCTBTO(包括的核実験禁止条約機関)準備委員会のロバート・フロイド事務局長と岸田総理 (写真提供:内閣広報室)
握手するCTBTO(包括的核実験禁止条約機関)準備委員会のロバート・フロイド事務局長と岸田総理 (写真提供:内閣広報室)
CTBTO(包括的核実験禁止条約機関)準備委員会 ロバート・フロイド事務局長の表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)

 1月19日、午後2時15分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のロバート・フロイド包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会事務局長(Dr. Robert Floyd, Executive Secretary of the Comprehensive Nuclear-Test-Ban Treaty Organization (CTBTO))の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、厳しい安全保障環境という「現実」を「核兵器のない世界」という「理想」に近づけていくために「ヒロシマ・アクション・プラン」に沿った取組を進めていく上で、包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効促進を重視している旨述べました。
  2. また、岸田総理大臣から、G7広島サミットでも、G7として「核兵器のない世界」に向けて現実的かつ実践的な取組を進めていくとの力強いメッセージを発信したいと考えており、国際社会の機運を高めるべく、また、北朝鮮による更なる挑発の可能性もある中で、北朝鮮への対応においても、CTBTOと一層緊密に連携していきたい旨述べた上で、CTBTの早期発効や普遍化の促進、国際監視制度の強化等に向けて日本として一層積極的に取り組んでいきたい旨述べました。
  3. これに対し、フロイド事務局長からは、昨年9月のCTBTフレンズ首脳級会合の開催を始めとする日本の取組やCTBTOの活動に対する日本の支援について謝意の表明があり、双方は、日本とCTBTOが今後も一層緊密に協力していくことで一致しました。

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