外務省・新着情報

令和5年1月20日

 中南米地域の日系社会との一層の連携を図るため、1月20日付けで中南米局内に「中南米日系社会連携推進室」を設置します。なお、本件は、1月8日、林芳正外務大臣のブラジル連邦共和国サンパウロ訪問中に開催された日系団体との会合にて、同大臣から既に発表しているものです。

  1. 中南米地域には世界最多となる約230万人の日系人が在住し、日本と中南米の絆となるとともに、中南米諸国の日本に対する信頼や尊敬を醸成する礎となっています。
  2. その一方で、近年、日系社会の世代交代が進み、若い世代の日系人と日本との関係の希薄化が懸念されています。
  3. このような状況において、我が国と中南米地域の日系社会との絆をより強固にするための施策を総合的に実施する必要性が高まっています。
  4. このため、「中南米日系社会連携推進室」を設置し、中南米地域の日系社会との連携を一層強化するための政策の立案・実施を行うとともに、中南米地域の日系社会支援を積極的に実施していきます。具体的には、今後、この室の下で、次世代を担う若手の日系人の方々を日本に招待し、日本の理解を深めていただく他、現地の日本文化事業、日系社会のネットワーク作り等を支援する考えです。また、JICA等と連携しながら、現地の日系人団体の活動、施設等に対する各種支援を実施していきます。

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