外務省・新着情報

令和5年1月30日

 1月26日、米国のグアムにおいて、米海兵隊キャンプ・ブラズ再発足・命名式典が開催され、吉川ゆうみ外務大臣政務官が参加しましたところ、概要以下のとおりです。

キャンプ・ブラズの再発足式典で演台に立ち、挨拶を行う、吉川政務官の様子
再発足式典後における、吉川政務官、バーガー米海兵隊総司令官、およびゲレーロ準州知事らによる集合写真
  1. 今回の式典は、2024年に移転を開始する予定の在沖海兵隊要員の主な拠点となるキャンプ・ブラズの再発足式典であり、バーガー米海兵隊総司令官、レオン・ゲレーロ・グアム準州知事他が参加しました。
  2. 吉川政務官は、同式典において挨拶を行い、戦略的位置づけはますます大きくなっているグアムにおいて、新たな海兵隊基地の整備が進むことの重要性を述べ、部隊の移転に向けて、日米間で更に協力を深めていく所存である旨述べました。
記念碑の除幕式で挨拶を行う、吉川政務官の様子
除幕式後における、吉川政務官と米軍関係者による集合写真
  1. また、同式典に先立つ25日、吉川政務官は、キャンプ・ブラズを訪問し、日本側資金提供事業を含めた工事の進捗状況を確認するとともに、米側関係者から今後の事業の進展の見通しについて説明を受けました。その際、敷地内で発見されたチャモロ人埋葬遺跡に関する記念碑の除幕式に参加しました。
テーブルにつき、意見交換を行う、吉川政務官とゲレーロ準州知事の様子
正面を向き、写真撮影に応じる、吉川政務官とゲレーロ準州知事らの様子
  1. このほか、吉川政務官は滞在中、レオン・ゲレーロ・グアム準州知事への表敬訪問を行い、日・グアム関係に関して意見交換を行うとともに、在沖縄米海兵隊のグアム移転事業への協力への謝意を伝えました。また、日本企業関係者との懇談及び南太平洋戦没者慰霊公苑(注)における献花を行いました。
南太平洋戦没者慰霊公苑において献花を行う、吉川政務官の様子

 (注)グアムを含む太平洋地域で戦没した約50万人の旧日本軍将兵と民間人,連合軍の将兵や地元住民などを慰霊するために,1970年に完成した施設。


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