外務省・新着情報

令和5年1月31日

 1月31日、髙田稔久太平洋・島サミット(PALM)担当大使はフィジーを訪問し、ヘンリー・プナ太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長(Hon. Henry Puna, Secretary General of the Pacific Islands Forum)と、ALPS処理水に関する意見交換を行いました。日本側から、湯本啓市経済産業省大臣官房福島復興推進グループ原子力事故災害対処審議官、佐藤慎市外務省国際原子力協力室長も参加しました。

  1. 髙田大使から、日本側がこれまでに太平洋島嶼国・地域及びPIF事務局に対して積み重ねてきた説明の事実関係について想起した上で、日本の立場について丁寧に説明し、PIF事務局側の理解を促しました。
  2. 我が国としては、今後も関係省庁等が一体となり、ALPS処理水の安全性について、高い透明性をもって科学的根拠に基づく説明を国際社会に対して丁寧に行っていく考えです。
(参考)ALPS処理水

 ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。さらにALPS処理水は、その後十分に希釈された上で、海洋放出されることが想定されている。


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