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令和5年1月31日
ムハンマド・カタール副首相兼外務大臣と握手する岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 1月31日、午後5時40分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、外務省賓客として訪日中のムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ・カタール国副首相兼外務大臣(H.E. Sheikh Mohammed bin Abdulrahman Al-Thani, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the State of Qatar)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ムハンマド大臣の訪日を歓迎するとともに、日本はカタールとの包括的パートナーシップを重視しており、昨年はシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ・カタール国首長(H.H. Sheikh Tamim Bin Hamad Al-Thani, Amir of the State of Qatar)と2回の電話会談を行い、緊密な連携を確認した旨述べました。これに対し、ムハンマド大臣から、日本との歴史的な友好関係を極めて重視しており、幅広い分野において両国の協力関係が着実に進展していることを嬉しく思う旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、今般実施される第2回日・カタール外相間戦略対話は、両国の協力関係の具体化に向けた重要な枠組みであり、実りある議論を期待する旨述べました。
  3. 双方は、クリーンエネルギーを含むエネルギー分野に加え、政治・経済・安全保障等の様々な分野で両国関係の一層の強化に取り組んでいくことで一致しました。また、双方は、両国間の一層の交流促進のため、日本への入国を希望するカタールの一般旅券所持者に対する事前登録制に基づく査証免除措置の早期開始に向けて連携していくことを確認しました。また、双方は、ウクライナを含む地域情勢についても議論を行いました。

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