外務省・新着情報

令和5年1月31日

  1月31日、午後9時から約20分間、林芳正外務大臣は、アララト・ミルゾヤン・アルメニア共和国外務大臣(H.E. Mr. Ararat MIRZOYAN, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Armenia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、昨年9月に引き続き会談できることを嬉しく思う旨述べた上で、アルメニアは、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けた重要なパートナーであり、経済、人材育成、文化等の分野における協力を引き続き深化したい旨述べました。
  2. ミルゾヤン外相から、最近のナゴルノ・カラバフ情勢について説明があり、これに対し、林大臣から、最近のラチン回廊をめぐる情勢の不安定化と人道状況の悪化について懸念をもって注視しており、国連憲章をはじめとする国際法の諸原則と当事国間での合意に沿って、一刻も早く緊張が緩和されること、また、地域全体の平和と安定及び発展に向けた対話が進展することを期待する旨述べました。
  3. また、両外相は、ウクライナ情勢及び二国間の国際場裏における協力について意見交換を行い、引き続き、様々な分野で緊密に連携していくことを確認しました。

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