外務省・新着情報

令和5年2月14日

 2月14日、午前6時(現地時間13日、午後4時)から約2時間半、日米韓次官協議に出席するためワシントンD.C.訪問中の森健良外務事務次官は、趙賢東(チョ・ヒョンドン)韓国外交部第1次官との間で協議を行いました。

  1. 両次官は、北朝鮮による核・ミサイル活動の活発化は、地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、且つ、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有しました。森次官からは、拉致問題について、韓国側の引き続きの支持に謝意を表明しました。
  2. 両次官は、地域の安全保障環境が一段と厳しさを増す中、日韓・日韓米協力の進展が重要であるとの認識で一致しました。また、包摂的で、強靱で、安全な、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、取組を連携させていくことで改めて一致しました。
  3. 昨年11月の日韓首脳会談において、両首脳が日韓間の懸案の早期解決を図ることで改めて一致したことを受け、両次官は、旧朝鮮半島出身労働者問題を含め日韓関係全般について率直な意見交換を行いました。両次官は、懸案を解決して日韓関係を健全な関係に戻し、更に発展させるべく、外交当局間の意思疎通を継続していくことで改めて一致しました。

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