トルコ共和国における地震被害に対する国際緊急援助隊・救助チームの帰国

　我が国は、今般のトルコ南東部を震源とする地震の発生直後に、国際緊急援助隊・救助チームを同国に派遣し、被害が深刻なカフラマンマラシュで、いち早く救助活動を行ってきました。また、10日には、国際緊急援助隊・医療チームを派遣し、13日には、同チームに必要な資機材を迅速かつ確実に届けるために、自衛隊機で輸送するなど、現地で被災された人々を支援するために最大限の努力を行っています。

　捜索・救助活動については、地震発生から1週間以上が経過しており、現地のニーズが救助活動から災害復旧へと変化していく中、各国からの救助チームの帰国に向けた作業が進められています。こうした状況を踏まえ、我が国としても、救助チームについてはその任務を終了し、明15日に帰国することとなりました。

　我が国の救助チームの迅速な派遣及びこれまでの活動に対しては、トルコ政府から謝意が表明されました。

　我が国の国際緊急援助隊・医療チームは、既に被災地に到着しており、我が国は、今後も国際緊急援助隊による人的貢献を継続していくとともに、緊急援助物資の供与、ODAによる緊急支援等を通じて、トルコに対する支援を実施していきます。