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2023年2月15日

2月10日(金曜日)に西村経済産業大臣と賃上げに積極的な企業との車座を行いました。
世界的な物価上昇圧力の中で、長引くデフレから脱却し、経済を再び成長軌道に乗せるためには賃上げが重要です。
今回、賃上げに向けた取組が、多くの企業に広がっていくよう、ベースアップや一時金、初任給の引上げ含め、様々な方法の中から自社に合った賃上げの方法を選択し、積極的に賃上げに取り組もうとされている企業の経営者との意見交換を行いました。

1.実施概要

日時

2月10日(金曜日)18:00から19:00

参加企業(※氏名50音順)

  • アイリスオーヤマ株式会社 大山 晃弘 代表取締役社長
  • 三菱自動車工業株式会社 加藤 隆雄 代表執行役社長兼最高経営責任者
  • 株式会社ミキハウス 木村 皓一 代表取締役社長
  • 日揮ホールディングス株式会社 佐藤 雅之 代表取締役会長
  • 日本生命保険相互会社 清水 博 代表取締役社長 社長執行役員
  • 株式会社ニトリホールディングス 白井 俊之 代表取締役社長兼COO
  • ロート製薬株式会社 杉本 雅史 代表取締役社長

2.議論の内容

今回の車座では、積極的に賃上げに取り組もうとされている企業の経営者の方々から、賃上げの具体的な取組内容やその背景を御説明いただくとともに、賃上げが採用や従業員のモチベーション向上に与える効果、外国企業との人材獲得競争の状況、賃金引き上げに当たっての経営層のリーダーシップの重要性、政府に求める支援策等について議論を行いました。

西村大臣からは、以下の趣旨の御発言がありました。

  • 賃金を上げることで、そこに優秀な意欲のある人材が集まり、イノベーションが生まれ、投資が進み、成長へとつながる。これによりまた賃上げが可能となる、といった好循環を作っていくことが重要。
  • 「人」をコストと見るのではなく、成長のエンジンに変える、まさに発想の転換が必要。本日お集まりの皆様は、こうした発想の転換の口火を切っていただいた。
  • 強い日本経済を取り戻すため、政府も思い切った支援を講じる。経済全体の歯車を回し始める起点となるような賃上げを日本企業全体で行われることを期待。
 

担当

経済産業政策局 産業人材課長 島津
担当者: 萩谷、鈴木
電話:03-3501-2259(直通)
メール:bzl-s-sansei-sangyojinzai★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。

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