環境省・新着情報
「既存インフラ等を活用した再エネ導入促進セミナー」の開催について
1.目的
水力発電は、地域資源を有効活用した再生可能エネルギーであり、再生可能エネルギーの中でも安定的な電力供給を長期に亘って行うことができる重要な電源として期待されています。また、砂防堰堤等の既存インフラを有効活用することで、地域の水力発電のポテンシャルが拡大します。更に、今後の再生可能エネルギー大量導入に向け系統制約や調整力が求めれられる中、水力発電は柔軟性資源しての役割も期待されます。
加えて、従来使われてこなかった河川内樹木やダム流木等の河川付近のバイオマスを発電等に利活用することで、再生可能エネルギーの導入促進を図りつつ、治水対策との相乗効果も期待されます。
本セミナーは地域の水力発電のより一層の有効活用、既設の砂防堰堤を活用した小水力発電の推進、また従来使われてこなかった河川付近のバイオマス資源の利活用を図ることで、脱炭素化の取り組みの更なる促進を行うことを目的として開催します。
2.開催概要
■開催方法:オンライン開催(Zoom Webinarによる)
■参加費:無料(要事前登録)
■対象:主として水力発電事業やバイオマス関連事業を実施する、又は関心のある自治体、民間企業を対象としています。
■定員:500名(先着500名で締め切りとさせていただきます)
3.プログラム(予定)
13:05-13:35 基調講演
「再エネと地域社会の共生」全国小水力利用推進協議会理事 小林 久
13:15~14:30 テーマ1.国内外の地域での水力発電の効果的な活用の取組
① 「国外の地域における水力発電活用の取組(既存インフラ等を活用した再エネ普及加速化事業成果報告)」
パシフィックコンサルタンツ株式会社
② 那須野ヶ原における既存再エネを活用した地域振興事例 ~究極の生き残り作戦~」
那須野ケ原土地改良区連合 専務理事 星野 恵美子
③ 「自治体から事業承継を受けた発電事業の課題と展望」
株式会社コープエナジーなら 小水力事業担当 伊東 真吾
14:30~15:25 テーマ2.砂防堰堤を活用した水力発電の促進
① 「砂防堰堤を活用した水力発電のポテンシャルの検討(既存インフラ等を活用した再エネ普及加速化事業成果報告)」
パシフィックコンサルタンツ株式会社
② 「長野県企業局における「2050ゼロカーボン」実現に向けた取組 ~既存砂防堰堤を活用した開発について~」
長野県企業局
③ 「清水建設における砂防堰堤を活用した水力発電事業等の紹介」
清水建設株式会社 営業総本部 土木営業本部副本部長 栃山 広幸
15:25~16:10 テーマ3. 河川付近のバイオマス利活用
① 「木質バイオマス発電の燃料材需給動向と河川・ダム管理で発生する木材の活用について」
一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会 主任専門調査員 大久保 敏宏
② 「河川内樹木及びダム流木のバイオマス利用の手引きの紹介(既存インフラ等を活用した再エネ普及加速化事業成果報告)」
パシフィックコンサルタンツ株式会社
16:10~16:20 環境省施策・支援制度の紹介
「脱炭素社会実現に向けた取組」
環境省大臣官房総合政策課 環境研究技術室
16:20~16:55 パネルディスカッション
モデレーター:全国小水力利用推進協議会理事 小林 久
※各講演タイトルは変更となる可能性があります。
4.参加申込
登録いただいたメールアドレスへZoomの招待URLが送信されます。参加者は先着500名とさせていただきます。【3月6日締め切り】
https://forms.office.com/r/mvg8ZbDg8J
5.セミナー事務局
グリーン社会戦略部
担当:友永、中島、須藤、松本
住所:〒101-8462 東京都千代田区神田錦町三丁目22番地
TEL:03-6777-4591 FAX:03-3296-0527
メール:R4_infra_seminar@tk.pacific.co.jp
6.個人情報の取扱い
以上
連絡先
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8239
- 室長
- 加藤 学
- 室長補佐
- 佐藤 直己
- 担当
- 木村 ほのか