外務省・新着情報

令和5年2月18日
会談を前に、握手して記念撮影に応じる、林外務大臣とパク・チン韓国外交部長官
日韓外相会談が行われる前の、冒頭撮影の様子

 現地時間2月18日午後7時10分頃(日本時間2月19日午前3時10分頃)から約35分間、ミュンヘン安全保障会議出席のためドイツを訪問中の林芳正外務大臣は、朴振(パク・チン)韓国外交部長官と日韓外相会談を行いました。

  1. 両外相は、日韓が国際社会における様々な課題への対応に協力していくことは重要であるとの認識で改めて一致しました。特に、両外相は、本18日、北朝鮮がICBM級弾道ミサイルを我が国から約200kmの我が国排他的経済水域(EEZ)内に着弾させたことを強く非難した上で、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を始めとする地域の抑止力強化、安保理における対応等について、日韓、日韓米で引き続き緊密に連携していくことを改めて確認しました。
  2. また、両外相は、昨年11月の日韓首脳会談において両首脳が日韓間の懸案の早期解決を図ることで改めて一致したことを受け、旧朝鮮半島出身労働者問題を含め日韓関係全般について率直な意見交換を行いました。
  3. 両外相は、日韓関係を健全な関係に戻すべく、懸案の早期解決に向けて外交当局の各レベルで両国間の緊密な意思疎通を継続していくことで一致しました。

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