外務省・新着情報

令和5年2月18日
正面を向き、握手を交わす、両大臣の様子
テーブルにつき、会談を行う、両大臣の様子

 現地時間2月18日午後0時10分(日本時間同日午後8時10分)から約20分間、ミュンヘン安全保障会議に出席するため、ドイツを訪問中の林芳正外務大臣は、ドミトロ・クレーバ・ウクライナ外務大臣(H.E. Mr. Dmytro KULEBA, Minister for Foreign Affairs of Ukraine)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、日本は、G7議長国及び国連安保理非常任理事国として、法の支配に基づく国際秩序を守り抜く決意を示していくと述べた上で、同日のG7外相会合における議論に言及し、G7を始めとする国際社会が引き続き結束して厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を継続できるよう、日本は G7議長国として役割を果たしていく旨述べました。
  2. さらに、林大臣から、日本は、ウクライナ及び周辺国等に対し、人道、財政、復旧・復興の分野で総額約15億ドルの支援を順次実施してきていると述べた上で、エネルギー支援・越冬支援、地雷・不発弾対策及び放送機材の供与等の支援の進捗状況を紹介しました。
  3. これに対し、クレーバ外相から、日本のこれまでの支援に対して深い謝意が表明されました。
  4. 両大臣は、二国間及び国際場裡での協力を一層強化することの重要性を確認し、緊密に連携していくことで一致しました。

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