外務省・新着情報

令和5年2月18日
演台に立ち、基調発言を行う、林大臣の様子（接写）
基調発言を行う林大臣と、基調発言を聴講する聴衆の様子（会場全体）
パネルディスカッションで意見交換を行う、壇上の参加者の様子

　ドイツ・ミュンヘンを訪問中の林芳正外務大臣は、現地時間2月18日午後5時30分（日本時間19日午前1時30分）から約1時間、第59回ミュンヘン安全保障会議のセッション「もう一つの時代の転換：インド太平洋におけるパワーバランスの維持」において基調発言及びパネル・ディスカッションを行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣は、基調発言において、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であること、インド太平洋地域は、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境にあるとの認識を示した上で、新たな国家安全保障戦略等に基づき、防衛力の抜本的強化、日米同盟の現代化、同志国との連携強化を行うという我が国の基本的な考えを紹介しました。その上で、林大臣からは、多様な国々が集まるインド太平洋において、同志国と連携しながら、「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」を実現していく必要性を主張しました。
  2. パネルディスカッションでは、他の参加者からも各国のインド太平洋戦略が紹介された後、対中政策や経済安全保障面での取組、NATO との連携などについて活発な議論が行われました。

【その他パネル・ディスカッション参加者】

  • クレバリー英外相（The Rt Hon. James CLEVERLY MP, Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs, the United Kingdom）
  • 朴韓国外交部長官（H.E. Dr. PARK Jin, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea）
  • ジョリー加外相（The Honourable Mélanie(Mel) Joly, Minister of Foreign Affairs）

関連リンク

発信元サイトへ