外務省・新着情報

令和5年2月20日

 2月18日(現地時間17日)、コートジボワール共和国の首都アビジャンにおいて、一方井克哉駐コートジボワール共和国日本国特命全権大使とバジャブリレ・シャバララ・アフリカ開発銀行上級副総裁(Ms. Bajabulile TSHABALALA, Senior Vice President, African Development Bank(AfDB))との間で、総額441億円を限度とする円借款「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブの下での民間セクター支援融資(VIII)」に関する書簡の交換が行われました。

  1. 対象案件の概要
  • (1)アフリカ諸国における民間セクター主導の経済成長及び貧困削減に寄与するため、AfDBの民間セクター向け投融資を通じ、アフリカの民間セクターに対して資金を提供するものです。アフリカ域内の経済及び社会の発展のみならず、我が国の民間企業の進出のための投資環境の改善にも貢献されることが期待されています。
  • (2)なお、本件は、2022年の第8回アフリカ開発会議(TICAD8)において我が国とAfDBが発表した対アフリカ支援策の一環である「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブ(EPSA:Enhanced Private Sector Assistance for Africa)」の下で実施されるものです。
  1. 供与条件
  • (1)金利:年0.11%
  • (2)償還期間:40年(10年の据置期間を含む。)
  • (3)調達条件:アンタイド

[参考]
「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブ(EPSA:Enhanced Private Sector Assistance for Africa)」は、具体的に次の3本柱から構成される。

  • (1)政府向けの協調融資(円借款)
  • (2)AfDBを通じた民間セクターへの資金供与 (注)今回供与される円借款
  • (3)AfDBを通じた技術協力

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