外務省・新着情報

令和5年2月20日

 2月20日(現地時間同日)、ジンバブエ共和国の首都ハラレにおいて、田中聡志ジンバブエ共和国駐箚日本国特命全権大使と、ベリティ・ニャガ・国際連合開発計画在ジンバブエ事務所臨時常駐代表(Ms.Verity Nyagah, UNDP Resident Representative ad interim in the Republic of Zimbabwe)との間で、供与額2.0億円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

  1. ジンバブエでは、1980年の独立以来、ムガベ前大統領が37年間に亘り実権を掌握していました。2017年11月のムガベ前大統領の辞任後初めて、2018年7月に行われた大統領選挙では、ムナンガグワ大統領が当選しました。
  2. 本計画は、2023年夏に予定されているジンバブエ大統領選挙及び議会選挙等実施のため、関連機材の供与や研修等を実施するものです。公平性、透明性及び信頼性の高い選挙実施を支援し、同国の民主化の取組に寄与することが期待されます。
  3. 我が国は、2022年8月に開催したTICAD8において、民主主義の定着及び法の支配の推進のために選挙支援や情報へのアクセス支援を推進することを表明しており、本件協力は同表明を具体化するものです。
(参考)ジンバブエ共和国基礎データ

 ジンバブエ共和国の面積は約38.6万平方キロメートル、人口は1,509万人(2021年、世界銀行)、一人あたりGNI(国民総所得)は1,400ドル(2021年、世界銀行)。


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